総合射撃場に射撃教習に行ってきました。
午前中は安全に配慮したビデオを見た後、組み立て点検の仕方を覚えます。
教習でもらえる「飛行標的射撃 実習教本」17ページ、「射撃等開始前の点検の順序と要領」を見ながら、午前中の最後に組立て点検を行なう考査があるため、真剣に聞きます。
が、しっかり教えてもらうのは考査の内容というより、安全に関することが中心です。
散弾の装填は実際に撃つときだけ。
射台の中でしか装填は行なわない。
基本は常に脱包しておく。
とにかく安全に、安全に。
考査の対象となる組立てと点検では、銃口を他人に向けたり、指を引き金にかけたり安全に関わることでルール違反をしたら1つにつき大幅原点10点。80点以上が合格なので、安全項目はとても重要です。
そして、
練習で2回ほど組立て、点検を行い、
はい本番!
で、
無事合格。 早っ!
次にクレー射撃時の銃の構え方を教えてもらいます。
僕の前の2人は何度も頭の位置、目の位置、銃床への頬のつけ方、銃床の方の位置、などなど丁寧に教えてもらっています。
そして僕の番。
構えた瞬間、講師が「あ、撃ったことあるね」
はい。(1~2秒なのに?!)
講 問題ないから本番もそのままやって。
はい。
で、午前中が終了。
午後からは実技です。さっそくトラップの射台に移動します。
雨が降り、とても寒かったのでさっさと練習開始w
一人ずつ1番から5番の射台で5発ずつ打って25発が練習です。
ポケットには1番の射台で使用する散弾5発。
銃を手に持ち、その場で弾の有無を確認、銃が人に向かないようにしながら射台に移動し、いよいよはじめてのクレー射撃、射台に入り散弾を装填し、中折れ式の上下二段銃をカチャっとはめて構えます。
狙いをさだめ、「はーい」と合図をするとクレーが勢いよく飛び出します。銃を構えたままクレーの飛び先を追いかけ引き金を引く。
パーン。
はずれ。
2発目。
パーン。
当たり!クレーが割れて飛び散った。
パーン。
また当たった。
2発目からは4発連続で当たりました。
センスがあるw
残り4つの射台を順番に移動し、25発中16発命中。考査の合格は2発。上手い人で10発。僕は16発。
センスがあるww
最後、5番の射台の後に練習弾を渡され、不発弾だった場合の対応
カチ。
練習弾なので弾は出ません。
不発だった場合は、「不発!」と宣言し、10秒数えてから脱包しないと減点です。
不発!1.2.3.4.5.6.7.8.9.10!!
振り返り、射台から出る前に弾の有無を確認。人に銃を向けないように注意しながら銃を置く台まで移動し、再度弾の有無を確認。練習終了。
そして本番。
射台1は真っ直ぐ向こうに飛びます。
射台2は5度左に飛びます。
射台3は5度右に飛びます。
射台4は10度左に飛びます。
射台5は10度右に飛びます。
結果は・・・
17発命中!
施設の人に「初めてなのにすごいね。というより出来すぎ、上手い人でも10発だよー」と褒めてもらえました。
海外でさまざまな銃を撃ったことがあり、毎回命中率が高かったので自信はあったけど、経験したのは全て固定の標的。
動くクレー射的は初めてだったので最初の1発は緊張しました。
が、
あっけなく合格!
めざせオリンピックだ!!!
イタリアからの並行輸入、早く来ないかなぁー。最初の射撃教習以外、銃を貸りて撃つということは出来ないので、それまでは1発たりとも撃つことが出来ません。
なのに、
約1名、50発のところ75発持って来た人がいて、考査後に一人だけ25発処分のために撃たせてもらっていたのがうらやましい。
しかも射撃教習25,000円だけで、余分に撃ってもクレーの追加料金なし。
ちょっと羨ましかった ( ̄(工) ̄)ゞ