GT300 GULF PORSCHE 岡山国際サーキットに到着

昨日に引き続き、岡山国際サーキット。昨日到着したポルシェジャパン、ワンメイクレース車両のPORSCHE2台に引き続き、チームシンボルでもあるGT300のPORSCHEが到着しました。

もちろん、普通は売ってもらえない車両のため、ポルシェ本社に「gulf racing japan」というチームを日本で立ち上げ、どんなチーム体制、資金で成果を目指すのか?プレゼンを行ない、認められなければ売ってもらえません。

僕もgulf racing japanの一員として、2016年はFIA-F4フォーミュラーで年間フル参戦する訳ですが、そもそも新しいレーシングチームをつくることがどれだけ大変でスケールの大きなことなのか?徐々に分かってきました。

まずは車両を運ぶ特大トレーラー。そう、映画カーズに出てくる「マック」です。車両だけではなくタイヤ、工具なども積むため超巨大サイズ。もちろん薄いブルーにオレンジラインの綺麗な「gulf racing japan」カラーにカラーリングされています。

そしてドライバーが休息するトレーラー。ベッドにキッチン、シャワーも完備。電動で床が広がるため車とは思えない広さです。監督との作戦打合せのための机が付いた部屋もついてます。もちろん大きな液晶には現在のレース状況が常に映し出されています。

ピット内の壁には一目で「gulf racing japan」のガレージだと分かるように専用の壁が貼られ、専用工具、戦況、順位、走行タイムがわかるモニターがずらり設置されています。

ピット裏には専用テント。チーム関係者やVIPが大型TVでレース観戦できるようになっていて、僕ら別クラスFIA-F4のドライバーもたまにココに来て観戦したりできます。さらに別テントにはレーシングクイーンの待機所、「gulf racing japan」グッズの販売まで行っています。

オリジナルグッズをつくる・・・。ファンサービスを行う・・・。とにかくありとあらゆることをゼロから作らなくてはならない。

GT300、gulf racing japanの走行車両とまったく同じカラーリングのミニカー、プラモデルの作成から、文具、高級時計まで。

そして肝心のGT300車両は、外観こそポルシェですが、内部は当然鉄板むき出しのレーシングカー。市販車の面影は皆無で、ポルシェなのか何なのか?まったくわかりません。

ドライバーのレーシングスーツは、gulf racing japanチーム共通で、ベージュ地にガルフカラーの薄いブルーとオレンジ2本のラインが左肩から左足まで引かれ、左胸のライン上にGULFロゴのデザイン。そこに共通スポンサーのロゴが定位置に入り、そこ以外のスペースに、ドライバー各自のスポンサーのロゴが入ってる感じです。基本デザインは「栄光のルマンにGULF RACINGとして出場・出演していた、スティーブマックイーン」も同じです。

しかし、やっぱりGT300は貫禄が違う。レーシングカーの佇まい。

スーパーGT自体も、近年稀に見るほど観客のお客様が多いレースで、あのF1でさえ地上波放送が無いのに、全レースを地上波の「スーパーGTプラス」で配信する人気の高さ。

とにかく観客は多いし、メインスタンドの観客席には応援するチームの横断幕が揺れまくるし迫力満点。

僕が今までやってきた鈴鹿クラブマンレースは、鈴鹿サーキットでしか行わないのもありますが、観客が少ない。メインスタンドもパラパラです。

まるで無観客のサッカー試合・・・とまでは言い過ぎですが、比べると寂しいのは確かです。

スーパーGTの併設レースとしてFIA-F4に参戦できることは、本当に特別な体験になることを強く予感。多くの観客の中で緊張するかも・・と少々ナーバスにもなりそうです。

さて、僕のFIA-F4の本日の練習は、雨の中で悪戦苦闘。FIA-F4初のコースアウトをアトウッドコーナーで経験し、マシンは泥だらけ。

1stコーナー、ウィリアムズコーナーを抜け、不安定なモスエスを超えてアトウッド前でブレーキング・・・がそこは水溜まり。スーパーFJの感覚でブレーキしたらあっけなくロック。そのままコースアウトしてしまいました。よく考えたらタイヤが太い分、水溜まりは浮くのは当然だけれど初走行をノー感覚で走るあたりが℉4初心者まるだしでした。

しかも、スーパーFJより車高(最低地上高)が圧倒的に低いからコースアウトしたらいきなり腹を擦ってあっという間に動けなくなることにも、初めて気づきました。

全開区間にうっすら水が溜まっていてマシンが暴れる。全開のままモスエスでゆるい左から右に移行するときに「フッ」っと荷重が抜ける感じで、そこを全開で抜けるのがとにかく怖い。どっちに飛んでいくか分からない不安な感覚。

まだまだFIA-F4のマシンにも慣れないし、もちろんコースにも慣れてない。しかも雨。レインタイヤかぁ・・・。土日はもうレース。とにかく頑張るしかありません。

頑張ります ( ̄^ ̄)ゞ

岡山国際サーキット サーキットライセンス取得

来シーズンはFIA-F4に年間エントリー。日本全国のサーキットを転戦するため、参戦する全てのサーキットのライセンスを取得しなければいけなくなりました。このため、まずは開幕戦が行なわれる岡山国際サーキットのライセンス「OIRCライセンス」を本日取得しに来ています。

日本のサーキットを走るには、サーキットごとに発行しているサーキットライセンスが無いと基本的に走ることができません。例外はコース全体を貸しきって行なっているイベントに参加するときのみ。この場合は貸しきった主催者のOKがあればサーキットライセンスは必要ありません。

サーキットライセンスの取得は、サーキットで開催される「講習会」に申し込み、1時間程度の講習を受けると発行してもらえます。朝一番で講習を受けることが出来れば午後から走行することも可能です。遠くから行く場合はライセンス講習だけで帰るのはもったいないので、ついでに走行することをお勧めします。

講習は毎日あるとは限らないので、事前にサーキットに問い合わせしておくこともスムーズな取得には必要です。

岡山国際サーキットの場合、講習は2階の一室で行なわれます。私は国内A級ライセンス所持者なので、他の人と違ってサーキット走行に関する基本知識は省かれ、岡山国際サーキット特有のコースに関する内容だけで、かなり省略した内容でライセンス発行。2枠目から下見走行可能になりました。

 

さて、今日は愛知県から岡山国際サーキットまで、コース下見用に購入したロータスエキシージ、ホンダエンジンK20スーパーチャージャー改で高速道路を5時間以上、自走してきています。

今日はコースライセンス取得ついでに、エキシージでサーキットの下見、スポーツ走行を行ないます。

僕のエキシージは鈴鹿サーキット専用セッティングなので、エンジン換装+スーパーチャージャー、足回りもフルチューンですが、車検対応なので車検証に(改)と記載があり、法的に一般道を走るのは問題ありません。

が、実際に一般道を走るのが平気かと言うと話は違います。一言で言えばとにかく大変。サーキット専用に仕上げているため、もちろんリクライニングなしのバケットシート。足回りもギア比も巡航用ではないので高速道路を一定のスピードで走り続けるのは大の苦手です。アクセルあけたくてしかたない感じでエンジン回転数の針が常にピクピクしているのをずーっとアクセル一定で微調整。スーパーチャージャーの過給もかかりたくてしかたないのをアクセルで抑えるのは本当にストレスが溜まります。

巡航に向いているのは跳ね上がるパワーではなく巡航時にまったり回転が一定でトルクで走るエンジンですが、僕のエキシージは間逆なんです。

さて、講習が終わったので、いよいよコースの下見を行ないます。岡山国際サーキットの走行は、他のサーキット同様に走行前に1階の事務局に行き、自分が走行したい枠の走行券を買うことで可能になります。岡山サーキットも毎日スケジュールが決まっており、時間帯によって走ることが出来る車両が決まっています。自分のクルマが走れる枠しか走行することは出来ません。

ピットは自由に使えるピットが決まっています。岡山国際サーキットが他のサーキットと少し違うのは、ここはゴルフ場のように会員権があり、会員がいろいろ優遇されていることです。ピットも例外ではありません。近くて良いピットは会員以外利用できないことが多々あります。

ピットからピットロードに出て、コース合流前に待機している係りの方に購入した走行券を渡してコースインします。

初めての岡山国際サーキットは鈴鹿サーキットしか走ってこなかった僕には「峠」のようなイメージです。

ファーストコーナーは意外と奥まで行けるけれど、行き過ぎるとタイムロス。ウィリアムズコーナーはインに寄り過ぎると跳ねる。モスSは高速でなんとなく不安定。アトウッドカーブはフルブレーキ後に毎回同じ位置から旋回が開始できないとタイムロス。ここで速度を落とさないようにしないとバックストレートのスピードが伸びずにかなりのタイムロスに繋がる。

サーキット走行は基本的に長いストレートのトップスピードをどれだけ高めることができるか?が、タイム差が大きく出やすい要素の一つ。ということはストレート前のコーナー出口でどれだけ早く全開で立ち上がれるか?どれだけ速い速度で長いストレートを走るか?が大きなタイム短縮に繋がります。

バックストレートを終えるとヘアピン。ここのフルブレーキングの方がアトウッドカーブ前よりタイミングは取りやすい気がします。そして下りながらのリボルバーコーナー。ヘアピン後にアクセルを踏みすぎて、最初はなかなかインにつきづらい。短いストレートの後に迫るレッドマンコーナーもブレーキングが毎回ずれて旋回開始ポイントがズレて難しい。ホッブスコーナーもアンダーが出やすく、アウトにはらみがち。マイクナイトコーナーは鈴鹿で好きなデグ1と一緒だと思うけどなぜか恐怖感があるコーナー。最終コーナーはそれなりに。

走っておいて良かった。少し走るだけでもだいぶイメージできるようになりました。イメージが出来れば自宅でyoutubeのオンボード映像を見ながら頭の中にあるイメージと重ねてイメージトレーニングすることも可能です。今日のところは流してコースを覚えることに集中しました。

ちなみに、本日取得した岡山国際サーキットのOIRCライセンスは、九州オートポリスと提携しているため、オートポリス戦ライセンスと九州まで取得に行かなくてもOIRCライセンスでコース走行、レース参戦が可能です。

あと、鈴鹿サーキットのSMSCライセンスは仙台SUGOと提携しているので、仙台はサーキットライセンスを取得に行かなくてもOK。あとは富士スピードウェイのライセンスを取得すればFIA-F4の全国転戦は可能になります。

初めての岡山国際サーキット。アウェー感満載で、どこがレコードラインなのかまったくわかりませんでした。これはシミュレーターとかたくさんしないとマズイ!!鈴鹿はコースを覚えているから走れるだけで、レーサーとしてのスキルで走っている訳ではないことがよーく分かります。

速い人は突然走ったことの無いコースでも速いですからね。鈴鹿の南コース貸し切っているときに突然「逆走!」ルールでやったらプロドライバーの卵との差が凄かったのを思い出しました。

さて、無事にコースの下見が終わりました。どこにも刺さることなく、2本走れたので目的達成です。

開幕に向けて頑張ります ( ̄^ ̄)ゞ