展示車両が1台1台凄いロサンゼルス Petersen Automotive Museum

今日はラスベガスからロサンゼルスに4時間10分かけて移動して、Petersen Automotive Museum にクルマを見に来ています。

ここの展示車両は1台1台がとにかく凄い。ざっと見ただけでも、2014 BUGATTI VEYRON GRAND SPORT VITESSE “KPM SERIES” $2.4MILLION 、1956 FERRARI 250GT BERLINETTA BY ZAGATO、2003 DODGE TOMAHAWK、1962 CHEVROLET CORVAIR MONZA GT CONCEPT、2015 JAGUAR C-X75 STUNT CAR、歴代のルマン優勝マシン(ポルシェ)、新型フォードGT、変わりダネだと映画に登場するバットマンのバットモービル、カーズのマックイーン、などなど。大人も子供も楽しめる展示車両がいっぱいです。

必ずしもジャンルが揃っているのではなく、観客が楽しめる車種構成になっているのが他のクルマ博物館との大きな違いかなと思います。カーズのマックイーンとバットマンのバットモービルなど映画に出てくるクルマが混在しているあたり、クルママニアではなくても幅広い年齢層が「あ、映画で見た!あ、こっちも!」と身近に感じる展示の仕方。

2階にあるカーズ専用の空間には壁にマックイーンやメーターの設計展開図が大きく貼られ、さながらクルマの開発室を思わせる内装の中に、簡単なアップダウンのあるコースが用意され、子供がマックイーンやメーターのおもちゃを持ってコースを走らせている光景も見られました。

もちろん、実物大のマックイーンを見た子供のテンションの上がり方、キラキラした顔と歓声は半端ではありません。

他にもお約束のヒストリックカー、トヨタの水素自動車ミライ!、名だたるバイクなど、次から次へと「あっ!」と指差したくなる名車たちがたくさんありました。

中でも個人的に、新型フォードGTがとにかくカッコいい。特にリアセクションはエンジンがある中央ブロックとリヤタイヤのフェンダーが完全に分離していて、フォーミュラーに最低限のボディーをかぶせて強度の為にルーフから繋げているデザインアプローチ。もはや市販車のデザインの域を超えてます。しかも先代と同じくサーキット走行時に「スッ」っと車高が下がる。下がった車高は100%サーキット専用車でしかありえない最低地上高しかありません。

だいたい、バネ下重量を軽くするためのプッシュロッド式サスペンションなんてまるでフォーミュラ。驚くしかありません。

展示されていた車両はイエローの中央に2ラインが施された車両でしたが、デザインが秀逸なのでどんなカラーだってカッコいい。今までずっと、一番欲しいのはフェラーリF40でしたが、これを見てしまうとフォードGTは同じくらい欲しい車になってしまいました。

先週寄ってきた、ニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデンにもブルーの新型フォードGTの巨大広告動画が流れていて、15分くらい繰り返される動画をしばらく眺めてしまいました。すごいなぁ、一目惚れ。買えないのがくやしい・・・。マクラーレンよりカッコいいじゃないか!

話によると、フェラーリのスペチアーレより入手困難なレベルらしいです。かなり吟味されて購入権利を得る人が選ばれる様子で、旧フォードGTが2008年に姿を消してから9年ぶり。相当な年月が経っているのでどんな人が権利を得られるのやら・・・まったくわかりません。年間250台の枠は2020年まで2年延長されたと発表されましたが、喉から手が出るほど欲しい人が数多くいるため、前回の応募で落選した応募者にチャンスが与えられただけで新規で応募できる訳では無いようです。まぁ、日本にはすでにフォードのディーラーすらないですけれど・・・。

僕の中での今のベストデザインは間違いなく「新型フォードGT」です。機会があれば騙されたと思って一度実車を見てみてください。

乗り味は今風なのかもしれませんが、デザインは間違いなくベストです。

話は逸れますが、今まで一般道で乗って一番楽しかったスーパーカーは、ランボルギーニカウンタックです。しかもキャブ車。このクルマ、とにかく規格外。予想外。普通、この手のクルマはハンドルがパワステじゃないから重たいことが予想できます。クラッチがメチャクチャ重いのも想像できます。100歩譲ってブレーキにブースターが無くレーシングカー並みに重く踏力がいるのもありでしょう。しかし、アクセルすら重いなんて絶対想像なんてできません。

とにかく一般道を40km程度で走るだけでも「ガォーーゴボゴボ、バンバンバン、ガォーーゴボゴボ、ガォーークウォーーーーン」まるでサーキットを走っているくらい背中の12気筒が唸って汗だくで30分走った後は、まるでレース後の疲労感でした。これは楽しかった。というか笑った。

次に楽しかったのは自分で買ったフェラーリ348でした。パワステが無いのがとってもリニアで、スーパーカーライトも気に入っていました。

あとはいろいろあるけれど、総じて新しい車種になればなるほどメチャクチャ早いカローラみたいで感動が無くなる感じがしました。パワステのランボルギーニなんて快適そのもの。踏めば速いだけ。楽しくはないかなぁ。そのあたりはまた今度機会があれば書きたいと思います。

どうしてホンダの新型NSXはこうできなかったのかなぁ?そうすれば一気にスーパーカーの仲間入りだったのに・・・。レクサスもマツダもキーはデザイン。とにかくデザイナーでほぼブランドは決まってしまいますよね・・。

普段は見るより乗るのが専門ですが、Petersen Automotive Museum。ココは楽しかったです。