鈴鹿130Rのコースアウトは迫力満点 今日はエキシージ改

鈴鹿サーキット名物の130R。この英数字、実は高速道路のカーブに入る手前にも表示がされていて、次のカーブはこのこのくらいキツいカーブですよーって教えてくれているアレと一緒です。富士スピードウェイにも有名な100Rというコーナーがありますよね。

数字部分はカーブを円の一部としたときの円の半径が何メートルなのかを数字で表し、曲率半径と言います。Rは円を意味しています。

鈴鹿サーキットの130Rは、長いバックストレートを全開で駆け上がった後に現れるコーナーで、200km超えは当り前、マシンによっては300km超えでコーナーに突っ込んでいく!なんてことがあります。

ところがこの超高速カーブ。驚くほどの高速でコーナーを曲がる訳ですが、これがアクセル全開のまま曲がれるか、曲がれないか絶妙なんです。走らせるマシンが箱車だったとしても、フォーミュラーだったとしても不思議と130Rは全開で行けるか行けないか微妙なコーナーなんです。

鈴鹿を走ったことのあるドライバーであれば、そのほとんどがドライバー同士で「130R全開で行ってる?」「えっ」っという会話が成り立ちます。フォーミュラやスーパーGTのプロドライバーだってそうなんです。

ココが本当に面白くて、やっぱりアクセル全開でそのままコーナーに進入して行くのは誰もが怖いんです。どうしても右足のアクセルの力を精神的に抜きたくなります。

それもそのはず、万一グリップを失ってスピンやイン巻きすれば200kmオーバーで吹っ飛ぶ訳ですからね。しかもドライバーならすでに何度か130Rのスピンやコースアウトを経験しています。

しかも、スピンやコースアウトしないまでも、グルグル周回していると何度も何度も200kmオーバーで130Rをコーナリング中にリアタイヤが「ズルっ」って滑ってカウンターをあてて「おぉー怖〜」って繰り返しています。もう少しで・・・ひょっとして・・・というのが日常茶飯事なんです。

ドライバーは日常茶飯事に130Rでリアが滑るのを経験しているため、吹っ飛ぶというのが他人事ではなくて、とってもリアルなんです。行けるのか?行けるのか?うーーん。うーーん。って迷いながら周回を重ね、前の周右足の力をアクセルから僅かに抜いてしまった。次の週は全開で行った!って時は、行ったー!グリップしたー!ウォーーー!って感じなんです。

そんな130Rなので、ドライバーの中には130R全開命!!全開じゃなきゃ男じゃない!!っていうポリシーを持ってる人も多くいて、たとえば立川祐二選手は「なんだよ全開で行けよー」と全開で行けてないドライバーをいじります。いじられるのは嫌だけど、きっぱり「じゃあ全開で!」となかなか言えない。怖さを知ってるから w

そこが130Rの面白さ。怖いけど面白い。いじられたって「くそー」じゃなくて「うーーん」ってなる130R。ドライバーなら130Rで何度か怖い思いを経験しているからみんなココにはドラマを持っています。

僕も130R侵入で後ろから当てられてスピンした時のオンボード映像を見ると、自分で言うのもなんですがとっても大迫力。200km以上でブレーキロックしながらスピンすると、スピンしながら派手な白煙が上がります。

ドリフトのD1を200kmのスピードでやってるようなものなので、そりゃあ迫力満点です。

さて、その130R。

実は先週の走行で、何度も飛び出してしまい壊してしまったので、FE(フォーミュラエンジョイ)は絶賛修理中。そのため、今日はロータスエキシージで真面目に前回の走行を復習しに来たのでした。

130Rで飛び出してしまったのは、それだけマシンに慣れてきたからなのでポジティブに捉えています。全開コーナーでクルクル回るスピンは怖いけれど、意外と同じ日に何度もやると怖いのも慣れますw

イン巻きで壁に「ドン」と行くと廃車になるので、それだには気をつけて、ダメだと思ったらいつまでもアクセルでコントロールしようとせずに、さっさとあきらめてブレーキを「ドン!」と踏んでスピンするようにしています。

さて、今日の課題ですが、ずっと癖になっている突っ込みすぎと、立ち上がりで早めにアクセルを踏んでクルマを曲げていくこと。フォーミュラーではありませんが、今日はエキシージで延々とイメージしながら走りこみました。

そんな中、なかなか克服できないのが、突っ込み過ぎで立ち上がりのアクセルオンが遅れてしまうこと。突っ込まないと感覚的にすごく遅い気がしてしかたが無いのでなかなか治りません。

前のマシンを追いかけていると、コーナー手前はブレーキで車速が落ちるので車間が一気に詰まるため、どうしても「追いついた!」となって少しでもブレーキを遅らせがち。でも立ち上がりは相手が早めにアクセル踏めば結局離される。頭では分かっていても目の前にいるとどうしてもブレーキングで近づきたくなってしまう。

なかなか直らない課題です。

頑張ります ( ̄^ ̄)ゞ

鈴鹿フルコース 阪口良平選手の個人レッスン

FE(フォーミュラエンジョイ)の鈴鹿サーキットフルコース、自分なりにベストタイムが出るようになりましたが、突然ある一定のタイムからの伸びが無くなりました。

少しでもオーバースピードで入るとリアが出てしまい、カウンターをあてる分、タイムロスになるばかり。なにをどうすればタイムを短縮できるのか、もうまったく分かりません。

さすがにコレではグルグル無駄に周回しているだけになりますので、意を決して初めてプロレーサーにマンツーマンでレッスンを受けることに決めました。今日は、プロレーサーの阪口良平選手に1日個人レッスンをお願いします。

レースなどの開催が無く、時間が空いていれば1日のレッスンフィーを支払えば教えてもらうことが可能です。もちろん2台で併走するなら講師分のマシンのレンタル、走行券、ガソリンは余分に必要になります。

まずは、自分のマシンにプロのレーサーが乗ったらどんなタイムが出るのか?からはじめてもらいます。自分では限界までのタイムだと思っているので、そこからどれだけタイムを短縮されるのか?プロとの差はどのくらいあるのか、興味津々。

僕は乗る専門なので、普段は他人が走っているのを好んで見ないのですが、自分のマシンにプロのレーサーが乗ってピットから出て行くのを見るのは正直「ワクワク」しました。タイヤが温まっていないアウトラップ。そして周回開始。あれ?いきなり僕より3秒速い。そしてアタック。え、4秒速い。すごい。200km近くのスピードで1週4秒違うということは、ストレートでとんでもない差が付いているということ。

さて、すごいタイムが出た後でドライバー交代。こんどは僕が現状のスキルでタイムアタックです。ロガーで走行中のアクセル開度、ブレーキ踏力、G、すべて記録されていますので、4秒の差がどこにあるのか?あとで重ねてレッスンを受けるため、まずは交代で全開走行するのです。

コースインして「このマシンはまだ4秒速く走るはず」と念じながら走りますが、着実にプロドライバーから4秒落ちのタイムしか出ません。何回グルグル周回しても一緒です。あきらめてピットに戻ります。

さて、ここからは初めての経験。プロドライバーと僕のロガーの記録をコーナー一つ一つ比べていきます。

まず第一に分かったことは、僕はコーナーに「突っ込みすぎ」ということ。突っ込みすぎてフルブレーキでマシンが不安定な状態でコーナーに入るからリアが出て、自分でコーナーの限界を下げてしまっています。

そして、突っ込みすぎるからコーナリングの旋回がなかなか終わらず、アンダーっぽくコーナーの奥までハンドルを切ったままになり、ハンドルを切ったままアクセル全開するとスピンしてしまうためアクセルがなかなか全開にできず、立ち上がりが遅れ、その後の最高速も遅くなる。

ストレートの最高速が遅くなるということは、ストレートで長い時間離され続けるということで、一番のタイムロスになる要素。どうやらタイムに一番影響しているのは一番タイムを短縮しないといけないストレートを、直前のコーナーリングで台無しにしているということが大きな要因のようです。

次に、コースのどこを走るのか?走行ラインについてです。僕の場合は全コーナーでクリッピングポイントが手前すぎて、これもコーナー出口でマシンがなかなか向きが変わらない原因のようです。もっと奥でクリッピングポイントにつく=マシンの向きが早く変わっているということなので、同じように次の立ち上がりを如何に速くするか?がタイム短縮に大切だと再認識しました。

最後に操作系です。動画を見ると、とにかくシフトチェンジが遅い。自分では「素早い!」と思っていたのですが、それは一般ドライバーと比較して見れば・・ということで、レーサーとしてはどんくさいくらいに遅い。比較したプロレーサーの動画は「えっ!?」って思うくらいシフトチェンジがとにかく速い。普通の人なら皮剥けますよね?ってくらい手の平でシフトを叩くようにパッパッと入れていきます。これはそう簡単には真似できそうにありません。

指導内容のレベルの高さはもちろんですが、どうしてそんなタイムがでるのか?プロレーサーのベストラップの映像を繰り返し見ていると、「えっ?」シケインをゼロカウンターで抜けている。ハンドルまっすぐなのにクルマが右向いて左向いてシケインを立ち上がっていく。1週だけでしたが、もはや神業プレー。

もう一度書きます。シケインは右に曲がってから左に曲がるコーナーです。普通はハンドルを右に切って、左に切って曲がります。が、この映像では最初に右に切るか切らないかでリアが滑り車が右を向き、左に切るか切らないかでリアが滑り車が左を向き、映像を通してみるとハンドルは真っ直ぐなのに、クルマが右コーナーを抜け左コーナーを抜けていく・・・。超不思議。だから神業プレーなのです。

あとはひたすらロガーの違いを見ながら指摘を受けては走りの繰り返し。やっぱり全体的には突っ込みすぎてコーナーで外に膨らみがちで、クルマの向きをなかなかインに向けられないから立ち上がりでアクセルを踏むのが遅い。結果的に長いストレートなどのトップスピードが遅くなり大きなタイムロスがある。わかっているけどすぐには直らない。というか安定して毎周同じラインで走れない。変な癖がつく前に、もう少し早くレッスンを受ければよかったなぁと思いました。「走れるようになってから」というのは僕の場合は間違いだったようです。

比較したコーナーの内、唯一、ヘヤピンだけは突っ込みすぎてもタイムロスがなかったけれど、あとは全滅。いやー、勉強になりました。タイムが伸び悩んでやることが無い状態だったのが、一気にやらなきゃいけないことが増えました。課題が見えたのが素直にうれしい!

 

頑張ります ( ̄^ ̄)ゞ